初見力を高めよう!
初見って何?
神奈川県の平塚にある永井ピアノ教室のブログ(ピアノ日記)をご覧いただきありがとうございます。♫
弾いたことがない初めての楽譜をパッと見て、スラスラ弾く力。英語では、Sight reading、直訳すると見て読みとるという意味です。音楽学校受験やヤマハグレード等の試験科目に入っていたりします。
初見演奏ができるメリット
譜読みが早くなり曲の仕上がり期間が短くなる。ミスタッチが減る。楽典の知識が増える。曲全体のイメージ、作曲者の意図や曲想を理解しやすくなる。弾いていて楽しくなる!
良いことづくめですね。
バスティン ピアノメソードについては こちら》》
ある生徒さんから「初見の練習をしたいのですが、オススメの楽譜ありますか?」というご質問をいただきました。今まで、ピアノを習い始めた幼児さんや低学年の生徒さんとソルフェージュ(新曲視唱)、リズム叩き、音符カードや音楽ドリル等をレッスンで行う事はよくありますが、初見練習の教材をレッスンに取り入れた事はありませんでした。そこで調べてみたところ、一般の生徒さん向けに出ている本を見つけました。通常、初見練習問題集となると音楽学校受験や音楽系資格をとる人向けになり、専門的で難しいものが多いのですが、上記のバスティンは、手軽に短時間で取り組める内容、レベル1〜4の4冊に分かれており、全ての曲が4小節という短さで楽しい曲が多いです。バスティンなのでアメリカっぽい曲(ブギ、ブルース、カーボーイの歌、フォークソング、外国民謡など)、スラー、フレーズ、強弱なども書かれており音楽表現を身につけるにも役立ちそうです。早速、数人の生徒さんと一緒に試みているのですが、面白い発見が続出しております。ヘ音記号で普通に読めているのにある音だけト音記号読み、実は8分の6拍子をちゃんと理解していなかった、右手はちゃんとスタッカートしているけど左手になるとつなげて弾いてしまう、調号無視で変な曲、隣の音なのに隣の指を使わず、ついつい人差し指を使ってしまう等。。。生徒さんそれぞれの弱点が浮き彫りとなり私も指導法の良い勉強になります。愉しくレッスンをして参りましょうね🎵
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